教員一覧(2019年度)

保育学科

髙橋 雅人

  • 講師
近影

プロフィール (自己紹介)

私が福祉の道を選択したきっかけは、中学生の時に障がいを持った友人がいたことです。以来、福祉の現場一筋で今に至っています。大学時代、障がい者施設や児童館のボランティアを経験した後に東京都職員として福祉事業に尽力しました。とくに、障がい者施設、児童自立支援施設、児童相談所などでは、現代の多様な課題を抱える利用者や子どもたちとそれに向き合う職員や家族の情熱に触れてきました。これらの経験を学生に伝えることが、私の使命だと思っています。

主な担当科目

  • 社会福祉
  • 子ども家庭福祉
  • 社会的養護Ⅰ

ゼミナール研究テーマ

子ども学 子どもの理解/社会の理解

現代の子どもを取りまくいじめや虐待、貧困問題などを多角的、かつ、客観的視点で考えてみましょう。問題を抱えている子どもの年齢は一定ではありません。そのため、乳幼児から学齢児童までと幅広い年齢の子どもたちを研究対象とします。自らの子ども時代を振り返りながら、過去から現代、未来に向けて子どもを取りまくあらゆる問題を理解するとともに、子どもにしっかりと向き合い寄り添う技術、保育士のあり方を考察していきましょう。

学生へのメッセージ

保育士は、虐待やいじめに苦しんでいる子どもと直面することも現実です。その現実のなかで、不安を抱え悲しい表情をした子どもにどのように接したいと思いますか?心がけてほしいことは、心を癒す「やさしい笑顔」、慰めと勇気を与える「正しい言葉」、信頼を与える「きれいな身なり」の3つです。湘北短期大学の2年間で、ぜひこの3つを身につけ、不安を抱えた子どもを笑顔に変えていきましょう。そのために私も全力でサポートしていきます。ともに成長しましょう。

保有学位および主な教育研究実績(抜粋)

保有学位 修士(文学)佛教大学
教育研究に関すること 研究分野 社会的養護 社会福祉思想
著書、学術論文等 年月日 発行所、発表雑誌、発表学会等 概要
ソーシャルワーカー 仕事発見シリーズ㉟(単 平成9年4月 実業之日本社 本書は、社会福祉関係の仕事を希望する学生へ向けて、障がい者や児童福祉施設で生活を送る子どもたち、その人たちを支える職員の姿を理解してもらう目的で著したものである。主な内容は、筆者が体験した学生時代のボランティア活動や社会福祉施設実習の様子。また、障がい者施設や児童自立支援施設(当時教護院)で勤務した時に出会った、職員や利用者、子どもたちとの活動の様子をまとめた一冊となっている。
不登校児童の学習支援について-学習場面における個別支援の具体例-(共) 平成26年3月 東京都児童相談所一時保護所実務事例検討会 児童相談所一時保護所に入所した不登校の児童について、学習場面を通しての支援事例を発表した。本児童は、学習経験のない状態で入所したが、退所時までに平仮名や2桁の計算の習得に至った。発表の内容は、本児童の特性をふまえた個別学習の方法や、学習の成果が一時保護所の日常生活に与えた変化について紹介した。心理職との共同研究。
児童相談所一時保護所職員の専門性について(単) 平成29年10月 こども教育宝仙大学紀要vol.9(1) 本稿は、児童相談所一時保護所職員の専門性を明確にするため、現場の支援に関連する課題をあげて検討した。現場では、職員の経験則により支援技術に一貫性がないなど、入所児童が混乱をきたしていることが課題として確認できた。そのうえで、強化するべき支援技術を専門性と定義し、客観的視点、専門家としての人間性、外部との交渉力の3つが強化の条件になると指摘した。
児童相談所一時保護所職員の資質の研究-被虐待児童の援助事例を通して-(単) 平成30年3月 こども教育宝仙大学紀要vol.9(2) 本稿は、児童相談所一時保護所で生活を送る被虐待児童への援助過程を通して、適切な援助を担う職員の資質について考察した。資質は職員の内面にそなわる能力であり、内面を磨く努力により成長の可能性があると提起した。資質の向上には、自分自身を知る努力、専門性を強化する研修への参加、倫理観を養うことが必要であり、資質の向上が援助の質を高めることになると指摘した。
児童相談所一時保護所職員に求められる専門性-被虐待児童の支援から-(単) 平成31年3月 こども教育宝仙大学紀要vol.10 本稿は、被虐待児童の支援を通して、一時保護所職員に求められる専門性を検討した。まず、専門性の研究領域を拡げるため、被虐待児童のケアを行う他職種の専門性を検証した。さらに、被虐待児童が求めている一時保護所職員の姿について紹介した。その結果、安心を与える職員であること、自立へ向けた過程をともに歩む支援を展開することが求められると導き、専門性を向上する前提には、職員の人間性が重要になることを指摘した。
学会および
社会での活動
日本仏教社会福祉学会 日本仏教教育学会
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