湘北短期大学 教育基本方針
(教育目的、学修成果、三つの方針)

湘北短期大学の教育目的

  • 本学は、教育基本法及び学校教育法の定めるところに従い、深く専門の学芸を教授研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成することにより、社会でほんとうに役立つ人材を育て、もって社会の発展に寄与します。
  • 湘北短期大学は、「社会でほんとうに役立つ人材を育てる」という「教育の理念」のもと、自分の頭で考え、自分の言葉で表現し、自分で決めて実行する人を育てることを教育目的としています。

湘北短期大学の学修成果

  • 各分野の専門的な知識・技能を身につけており、論理的に思考し、問題解決方法を導くことができる。
  • コミュニケーション能力や数量的能力、情報リテラシー等を適切に用いて自分の言葉で表現することができる。
  • 社会で求められる態度や志向性を身につけ、多様な人々と協働しつつ、主体的に決断し実行することができる。
  • 身につけた知識・技能・態度等を総合的に活用し、新たな課題解決に取り組むことができる。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

  1. 湘北短期大学
    湘北短期大学は、教育理念に基づいて教育目的を定め、その目的に則した学修成果を収めて所定の単位を修得した学生に学位を授与します。
    所定の在学期間中に収めるべき学修成果は次のとおりです。
    • 各分野の専門的な知識・技能を身につけており、論理的に思考し、問題解決方法を導くことができる。
    • コミュニケーション能力や数量的能力、情報リテラシー等を適切に用いて自分の言葉で表現することができる。
    • 社会で求められる態度や志向性を身につけ、多様な人々と協働しつつ、主体的に決断し実行することができる。
    • 身につけた知識・技能・態度等を総合的に活用し、新たな課題解決に取り組むことができる。
  2. 総合ビジネス・情報学科
    総合ビジネス・情報学科は、以下の学修成果を収め、所定の単位を修得した学生に「短期大学士(総合ビジネス・情報)」の学位を授与します。
    【総合ビジネス・情報学科の学修成果】
    • 企業や組織の仕組み、金融、流通に関わる専門的な知識を適切に活用することができる。
    • 各コースが目指す業種・職種に関わる専門的な知識・技能を適切に活用することができる。
    • ビジネスに必要なコミュニケーション能力を適切に活用することができる。
    • 情報化されたビジネス社会で必要なITスキルを適切に活用することができる。
    • ビジネスに必要な主体性、柔軟性、規律性、社会マナーをもって行動することができる。
    各コースの学修成果は以下のとおりです。
    【ビジネス情報コースの学修成果】
    • データ入力、資料作成など事務職に求められる技能と各種データを分析し発信する能力を適切に活用することができる。
    • 「ビジネス能力検定」や「MOS」の取得に向けた学習を通して身につけたマネジメントに関する知識と高度なパソコンスキルを適切に活用することができる。
    【経理・金融コースの学修成果】
    • 資金運用・計画に関する専門的な知識と技能を適切に活用することができる。
    • 「簿記検定」や「ファイナンシャル・プランニング技能検定」の取得に向けた学習を通して身につけた経済に関する知識と高度な計算能力を適切に活用することができる。
    【ショップマネジメントコースの学修成果】
    • 流通・販売業、各種サービス業、カウンター営業、ショップ経営などに求められる専門的な知識と技能を適切に活用することができる。
    • 「リテールマーケティング(販売士)検定」や「サービス接遇検定」の取得に向けた学習を通して身につけたマーケティングに関する知識と高度な販売能力を適切に活用することができる。
    【オフィスワークコースの学修成果】
    • 一般事務、受付・窓口業務、秘書などに求められる幅広い知識と多様な実践的能力を適切に活用することができる。
    • 「秘書技能検定」や「コミュニケーション検定」の取得に向けた学習を通して身につけたビジネスに関する知識と高度なコミュニケーション能力を適切に活用することができる。
    【観光ビジネスコース(観光フィールド)の学修成果】
    • 旅行代理店、ホテル、テーマパークなど、観光関連業界で求められる専門的な知識と語学力を適切に活用することができる。
    • 「国内旅程管理主任者」や「国内旅行業務取扱管理者」の取得に向けた学習を通して身につけた観光ビジネスに関する知識と技能を適切に活用することができる。
    【観光ビジネスコース(留学フィールド)の学修成果】
    • オーストラリア国立ニューカッスル大学への3ヶ月間の留学を通して身につけた国際感覚と実践的な英語力を適切に活用することができる。
    • 「国内旅程管理主任者」や「国内旅行業務取扱管理者」の取得に向けた学習を通して身につけた観光ビジネスに関する知識と技能を適切に活用することができる。
    【情報メディアコース(プログラミングフィールド)の学修成果】
    • システムエンジニアやプログラマに求められるITスキルを適切に活用することができる。
    • フィールドの専門的学習を通して身につけたIT機器とソフトウェアを駆使する能力及び協働して課題解決に取り組むコミュニケーション能力を適切に活用することができる。
    【情報メディアコース(メディアデザインフィールド)の学修成果】
    • WEB、CG、映像などのメディアデザインの素養、ITを活用するコラボレーション能力、PCトラブルに対応できるサポート技能を適切に活用することができる。
    • フィールドの専門的学習を通して身につけたインフォグラフィックスなどビジュアルを用いた情報伝達の知識と技能を適切に活用することができる。
  3. 生活プロデュース学科
    生活プロデュース学科は、以下の学修成果を収め、所定の単位を修得した学生に短期大学士(生活プロデュース)の学位を授与します。
    【生活プロデュース学科の学修成果】
    • 生活に関連する分野の専門知識と基礎技能を習得している。
    • 社会人として必要なコミュニケーションを円滑に行うことができる。
    • 自立した女性として多様な社会で活躍できる。
    • 身につけた知識・技能・態度等を総合的に活用し、生活やビジネスに関わる課題解決に取り組むことができる。
    各コースの学修成果は以下のとおりです。
    【ファッションコースの学修成果】
    • アパレル業界で働くために必要な知識を身につけている。
    • 販売職・サービス職に必要なおもてなしの心、ビジネスマナーを身につけている。
    • チームで働くための協調性、様々なお客様に対応できる対応力などを身につけている。
    【フードコースの学修成果】
    • 食に関する幅広い知識と技能を身につけている。
    • 食の知識を活用する仕事に求められるホスピタリティ、コミュニケーションスキルを身につけている。
    【インテリアデザインコースの学修成果】
    • 快適な住まいや安全な住環境の知識を身につけている。
    • 戸建て住宅、マンションなど生活空間の企画提案ができる。
    【子どもサービスコースの学修成果】
    • 子どもと家族のあり方を総合的に理解し、子どもと家族を対象とした仕事に必要な知識を身につけている。
    • 子どもとその家族に対するコミュニケーションスキルを身につけている。
    【医療事務・情報コースの学修成果】
    • 医療事務や医療情報に関する知識を身につけている。
    • 医療従事者に求められる職業倫理、ホスピタリティ、コミュニケーションスキルを身につけている。
  4. 保育学科
    保育学科は、以下の学修成果を収め、所定の単位を修得した学生に短期大学士(保育)の学位を授与します。
    • 社会人として必要とされる知識・能力・態度等を習得している。
    • 保育の内容・方法に関する知識や技能を習得し、さらに実践的に活用することができる。
    • 保育に関する学びを発展的に深めながら、将来に向けて自ら設定した課題へ主体的・実践的に取り組むことができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

  1. 湘北短期大学
    湘北短期大学は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる学修成果及び所定の単位の修得を達成できるよう、「リベラルアーツ科目」、「国際理解科目」、「インターンシップ科目」、「保健体育科目」、「就業力育成科目」、「専門教育科目」、「日本語科目」の7つの学習区分を設定し、これらの学習区分がバランス良くかつ体系的に編成されたカリキュラムを用意します。また、このカリキュラムに基づく授業が、一人ひとりの学生により良い学習効果をもたらすように、少人数・参加型・双方向型授業の実践に努め、丁寧な指導によって学生の成長を支援します。
  2. 総合ビジネス・情報学科
    総合ビジネス・情報学科は、専門教育科目において「共通必修科目」、「共通選択科目」、「コース/フィールド科目」、という3つの学習区分を設定しています。「共通必修科目」、「共通選択科目」では、会社の役割・流通の仕組み・金銭の動きなどのビジネス知識と情報化されたビジネス社会に必要なIT活用能力を習得するためのカリキュラムを用意します。「コース/フィールド科目」では、各コース/フィールドで目指す業種・職種において求められる実践的知識と技能を習得するためのカリキュラムを用意します。また、グループワーク、ビジネスの第一線で活躍する特別講師による授業、企業とタイアップしての活動など実践的な教育手法を用いて学生の成長を支援し、IT・簿記・販売・秘書・観光などの各種資格取得もサポートします。
  3. 生活プロデュース学科
    生活プロデュース学科は、専門教育科目において「共通必修科目」、「共通選択科目」、「コース科目」の3つの学習区分を設定しています。「共通必修科目」、「共通選択科目」では自立した女性として活躍するための社会人基礎力、社会人として必要なコミュニケーション力を習得するためのカリキュラムを用意します。「コース科目」はファッション、フード、インテリアデザイン、子どもサービス、医療事務・情報の領域ごとに体系化され、それぞれを深く実践的に学ぶことができるカリキュラムを用 意します。また、グループワークを通じて協同学習に取り組み、ファッションショーなどのイベントや学修成果を一般公開する機会を設けています。これらの学びを通じ、提案力や実践力を身につけ、衣・食・住・子ども・医療に関わる生活関連産業で役立つ能力を育成します。
  4. 保育学科
    保育学科は、「リベラルアーツ科目」、「国際理解科目」、「保健体育科目」、「就業力育成科目」、「専門教育科目」の5つの学習区分を設定しています。「専門教育科目」は、習得させる知識・技能の性質や学習の段階に応じて、「専門基礎科目」、「目的理解科目」、「対象理解科目」、「内容・方法科目」、「基礎技能科目」、「総合演習科目」、「実習科目」、「その他科目」の8つに区分されます。
    それぞれの学習区分の目的は、以下のとおりです。
    • 自らの意思と主体性を持つ人材になるための基礎を学ぶ「リベラルアーツ科目」・「国際理解科目」・「就業力育成科目」及び身体的基礎を育むための「保健体育科目」
    • 保育者としての知識・技能を学ぶ前提として、社会人として必要とされる一般的な知識を習得するための「専門基礎科目」
    • 保育の目的や対象を理解するための「目的理解科目」・「対象理解科目」、保育の内容・方法を理解するための「内容・方法科目」、保育の技能を習得するための「基礎技能科目」及び実践的応用力を習得するための「実習科目」
    • 保育学科での学修を総合し、保育者としての資質を高めるための「総合演習科目」、将来に向けた主体的・実践的な取り組みを行う「その他科目」

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

  1. 湘北短期大学
    湘北短期大学は、高等学校等までの学習及び様々な活動を通じて、学修に対する強い意欲と情熱、基礎学力、主体的に行動する態度を身につけ、本学の教育目的に定める人材を育成するための学修成果を達成できると認められる人を受け入れます。また、自ら考え表現するための以下の知識や意欲を備えた人を求めます。
    • 高等学校等の教育課程に記載のある教科を幅広く習得している。
    • 高等学校等までの履修内容のうち、「国語総合(現代文)」と「英語」を通じて、聞く・話す・読む・書くという基礎的なコミュニケーション能力を身につけている。
    • 学びたい学科の知識や経験を社会で活かしたいという目的意識と意欲がある。
    • 入学前教育として必要な、基礎的な知識を身につけるためのプログラムに取り組むことができる。
    このような入学者を適正に選抜するために、多様な選抜方法《総合型選抜、学校推薦型選抜(指定校制・公募制)、一般選抜、外国人留学生選抜等》を実施します。
  2. 総合ビジネス・情報学科
    総合ビジネス・情報学科は、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を通して、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に定める要件を満たす学生を育成するため、以下に掲げる知識や意欲を備えた人を求めます。
    • 高等学校等の教育課程に記載のある教科を幅広く修得している。
    • 他の人と適切なコミュニケーションをとり、協力して目標を達成する意欲がある。
    • 現代社会や国内外の出来事に興味を持っている。
    • 仕事を通じて社会で活躍したいと望んでいる。
    • 学科が求める基礎的知識を身につけるため、入学事前学習に取り組むことができる。
  3. 生活プロデュース学科
    生活プロデュース学科は、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を通して、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に定める要件を満たす学生を育成するため、以下に掲げる知識や意欲を備えた人を求めます。
    • 高等学校等の教育課程に記載のある教科を幅広く修得している。
    • 生活に関連する分野に興味を持ち、知識と技能を身につける意欲がある。
    • 演習、実習を含む多様な形態の学びに熱心に取り組むことができる。
    • 他の人々との協力や連携による活動経験があり、人と協力しながら課題をやりとげる意欲がある。
    • 自立した女性として社会で活躍したいと望んでいる。
    • 学科が求める基礎的知識を身につけるため、入学事前学習に取り組むことができる。
  4. 保育学科
    保育学科は、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を通して、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に定める要件を満たす学生を育成するため、以下に掲げる知識や意欲を備えた人を求めます。
    • 高等学校等の教育課程に記載のある教科を幅広く修得している。
    • 自分の意見をまとめ、文章で表現する能力を身につけている。
    • 他者と適切なコミュニケーションを図ることができ、共通の目的のために主体性を持ちながら協調して課題に取り組む能力を身につけている。
    • 福祉や教育に関する課題について考え、取り組むための基礎知識と思考力を持っている。
    • 学科が求める基礎的知識を身につけるため、入学事前学習に取り組むことができる。
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