情報Sコース
~IT×創造×実践~
大学1年次には入門的な科目を学ぶことが一般的です。しかし、情報Sコースでは、情報系や工業系の高校などで学んだ「情報教育」とスムーズに接続し、大学1年次から専門性の高い教育内容と様々な実践科目を学ぶ、<3+2>情報教育を実施します。
基本情報技術者、応用情報技術者の資格取得を目指します。また、総合ビジネス・情報学科のカリキュラムを生かし、情報系の専門分野だけでなく、ビジネスの基礎と幅広い教養を身につけることができます。
ソニーとの連携授業
ソニー関連企業の協力のもと、実際のビジネス現場を知る方を講師としてお招きする特別授業を実施します、音楽ビジネスやエンターテインメント業界についてや、テクノロジーの進化とその影響についてなど、様々なお話を聴くことができます。

卒業後の進路
就職先としてはソニー関連企業をはじめ、身につけた専門知識を生かすことのできる技術系の企業への就職を目指します。また、さらに学びを深めたい場合は四年制大学への編入を目指すこともできます。

長期インターンシップ
1年後期の春休み(2~3月)にソニーグループ関連会社等の先端企業へのインターンシップを予定しています。現場での実践的な業務を体験し、技術者としての視野を広げ、将来のキャリアを見据えましょう。

総合短期大学での幅広い学び
湘北短期大学は総合ビジネス・情報学科、生活プロデュース学科、保育学科の3つの学科がある総合短期大学です。専攻以外の内容や一般教養など幅広く学べます。また委員会やサークルなどの課外活動で他学科の学生との交流も多く、異なる分野の視点や考え方を学ぶことができます。

授業紹介
- プロジェクト実践
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Webサイト制作や映像編集、携帯アプリやゲーム開発など、IT技術を活用した学内外のプロジェクトを実施します。
プロジェクトごとに複数のメンバーで役割を分担し、適切なコミュニケーションを取りながらスケジュール管理や進捗報告を行い、プロジェクトの遂行を目指します。

- ゲームデザイン
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世の中のゲームがどのようなしくみで動いているのか、楽しさがどこにあるのかを学び体験し、ゲームに関する知識を広げ自分でゲームデザインができるようになります。また、グループでのゲーム制作経験を通じて、他分野での共同制作や仕事に役立つ知識やコミュニケーション力を身につけます。

- IoT
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現在は、あらゆる機器にコンピュータが導入され、ネットワークにつながろうとしていますが、それたの機器がどのような仕組みで動いているのかを学びます。また、自分のアイディアを実際のセンサーやネットワークを使ってIoT機器として形にしていく力を身につけます。

カリキュラム(専門教育科目)
高校のカリキュラムと接続するように、1年前期から専門性の高い科目を学びます。
2年時には応用科目でより高度な技術を身につけます。
- 1年前期
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- プロジェクト実践Ⅰ
- 基本情報
- 情報処理システム
- CG基礎
- Javaプログラミング演習
- Linux
- ジェネラルプログラミング
- 1年後期
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- プロジェクト実践Ⅱ
- プロジェクトマネージメント
- システム開発
- 情報セキュリティ
- ゲーム開発入門
- IoT
- CG理論
- 2年前期
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- プロジェクト実践Ⅲ
- ゲームデザイン
- WEBプログラミング
- CG応用
- AI活用
- IoT応用
- 2年後期
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- プロジェクト実践Ⅳ
- オペレーションズリサーチ
- 社会人のためのAI活用入門
- 社会で役立つプログラミング思想
- ソニーとの連携授業
赤文字:コース必修科目
この他に、学科共通科目、就業力育成科目、インターンシップ科目、国際理解科目、リベラルアーツ科目があります。
授業名は変更する可能性があります。
入試方法
情報Sコースはプログラミングに関してすでに情報系の知識がある前提のコースのため、通常の入試と選考方法が異なります。
- ①WEB出願時にコース/フィールドを選択
- 情報Sコースと留学フィールドは出願時に、総合ビジネスコースは入学後の1年次後期にフィールドを決定します。
- ②口頭試問を実施(面接時)
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総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜いずれの入試方法でも実施します。
「プログラミングの基礎的な内容」などを質問します。 - ③総合ビジネス・情報学科内で併願が可能
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情報Sコースを第一志望とする場合、総合ビジネスコース(留学フィールドを含む)を第二志望にすることができます。
- ※第一志望の情報Sコースに合格した場合は、第二志望の合否判定は行いません。
よくある質問
- 情報Sコースと、情報系のフィールド(プログラミング、Webデザイン、CG、ゲーム等)の違いは?
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情報Sコースは高校で情報系の授業を履修して、情報系の知識がある前提でカリキュラムが組まれているコースです。高校で情報を学び、より高度な情報系の知識や技術を学ぶためのコースです。
情報系のフィールドは高校で情報を学んでいなくても、ゼロから各フィールドの知識や技術を身につけることができるコースです。
情報Sコースから情報系のフィールドに移ることは可能ですが、情報系フィールドから情報Sコースに移ることはできません。 - 情報Sコースに入学すると、フィールドは選択できないのか?
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情報Sコースは情報系の授業が多く開講されるので、他のフィールドと比較して自由度が少ないですが、それでも自分の興味に合わせて時間割が必修科目と被っていなければ他のフィールドの科目を履修することはできます。
また、フィールドの単位を修得することで、卒業時にそのフィールドのオープンバッジが認定されます。 - オープンバッジとは?
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オープンバッジとは、世界共通の技術標準規格に沿って発行されるデジタル証明・認証のことです。
総合ビジネス・情報学科では、主専攻のフィールド、副専攻のフィールド、取得した資格などに対してオープンバッジを付与します。 - 情報Sコースを選択する場合、高校ではどのような授業を選ぶと今後によいですか?
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情報Sコースではほぼ毎日パソコンを使うので、パソコンの操作に慣れておくとよいでしょう。パソコンを使う授業であれば今後に役立ちます。
また、その入試区分でもプログラミングの基礎的な質問をされるので、普通科の生徒であれば、情報Ⅰ、情報Ⅱ、その他情報に関する科目は取っておいてください。