教員一覧(2026年度)

総合ビジネス・情報学科

伊藤 綾香

  • 講師
近影

プロフィール (自己紹介)

海外留学中の東日本大震災の支援活動がきっかけとなり、異文化コミュニケーションをヒューマン・コンピュータ・インタラクションという学際的なアプローチから研究しています。オーストラリア、アメリカ、イギリスと、複数の英語圏への留学が自分の人生を開いてくれました。趣味はそれなりにたくさんありますが、二つに絞るなら車の運転と読書(海外の古典を読むことが多い)でしょうか。自分ではスペシャリストになりたいがゼネラリスト寄りの人間だと感じます。 「何でもやってみる、どんなことも糧になる」 。そう思って日々頑張っています。

主な担当科目

  • ジェネラル・イングリッシュⅠ・Ⅱ
  • アドヴァンス・イングリッシュⅠ・Ⅱ
  • ベーシック・ビジネス英語

ゼミナール研究テーマ

英語を楽しむ&異文化コミュニケーション

「受験勉強の英語はもうイヤ…」と思っていませんか?映画や音楽、絵本を教材にしながら、生きた言語の楽しさに触れましょう!世界の共通語である英語は、上手に向き合えば、あなたの視野を広げてくれる最強のツールになります。さまざまな課題が存在する現代社会で、言葉や文化背景が異なる人々とどのように共生していけば良いのか、異文化コミュニケーションの諸理論にも踏み込みながら一緒に考えていきます。

学生へのメッセージ

学生の皆さんのお話をたくさん聞きたいと思っています。ですが私自身がとってもお喋りで、「口を挟む暇がない」「1人で6人分くらい喋る」「口から生まれたのでは」など周囲からは散々な言われようです。私が喋っていても「先生ちょっと聞いてください!」と自由に止めていただいてOKです。
湘北で過ごす2年はあっという間です。ぜひその時間を使って、可能な限り本を読んでください。使い古された言い回しですが、本は人生を豊かにします。まずは気になった本を書店で手に取ってみましょう。大学の図書館でも良いです。自分が丁寧に向き合えば、本の世界は自分が求める以上の驚きと感動をくれます。

保有学位および主な教育研究実績(抜粋)

保有学位 博士(政策・メディア)慶應義塾大学
教育研究に関すること 研究分野 異文化コミュニケーション、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション
著書、学術論文等 年月日 発行所、発表雑誌、発表学会等 概要
Towards Sustainable Tourism Design: What Drives Tourist Loyalty? A Structural Equation Modeling Approach to a Tourist Experience Evaluation Scale 2026年1月 Sustainability, 18(1), 505 持続可能な観光デザインにおける旅行者の評価がロイヤリティ(リピート意向)にどうつながるかを明らかにするため、観光体験評価モデルを構造方程式モデリング(SEM)で検証した。その結果、感情、真正性、サービス環境といった体験面が総合的な評価に強い影響を与え、これが目的地へのロイヤリティにつながることが示された。
非言語コミュニケーションツールとしての絵文字利用の質的分析 -柏の葉地区におけるワークショップ実践より- 2025年9月 麗澤レヴュー, 31, 4-15 言葉(聴覚)ではなく視覚に訴えるコミュニケーションツールであり、人々がカジュアルに感情を伝える際に活用される「絵文字」を非言語語コミュニケーションツールとして捉え、 国際化が進む都市部のインクルーシブなまちづくりに資する活動として行ったワークショップの実践事例を報告した。
大学生の英語学習における学習観と学習方 略ならびに生成AIの活用との関連 2025年4月 麗澤大学紀要, 108, 30-41 大学生の英語学習における学習観や学習方略が、機械翻訳や生成AIの利用にどう影響するかを調査した。結果、学習観や方略は機械翻訳利用に一部影響するが、生成AI利用には影響しなかった。その他、英語学習への効果的なAI活用指導の重要性が示唆された。
Tourist eXperience Considering Cultural Factors: A Systematic Literature Review 2024年11月 Sustainability, 16(22), 10042 観光客のユーザ体験(TX)を顧客体験の視点と文化的要因から検討した。2012~2024年の文献45件を分析し、TXは旅行前・中・後の主観的な体験であり、文化や目的地に影響されることが明らかとなった。評価手法は主にアンケートとインタビューが用いられ、文化の違いは観光客に好意的または否定的な印象を与える可能性があると示唆された。
TOEICリーディング得点に影響する要因の解明 : 読み手の熟達度と設問タイプの観点から 2022年9月 麗澤レヴュー, 28, 12-23 TOEICリーディング得点に影響を与える要因を大学生の英語熟達度と設問形式の観点から分析した。結果は熟達度が高いほど正答率が高く、設問形式では英問英答形式が最も難しかった。文法・語彙力、集中力、ワーキングメモリが読解力向上に重要であると示唆された。
Analyzing the Impact of Culture on Students: Towards a Student eXperience Holistic Model 2022年7月 Lecture Notes in Computer Science, 133(16), 127-135 大学における学生体験(SX)を顧客体験の一環として捉え、文化的側面が学生生活に与える影響を分析した。社会的・教育的・個人的側面を軸に、文化とコミュニケーション、知覚、教育との関係を考察し、包括的なSXモデル構築の必要性を示した。
ヒューマンサービスとコミュニティ 2022年2月 勁草書房 コラム15「ICTを活用した高齢者の見守りとプライバシー」pp.192-pp.193までを担当。自治会活動でスマホアプリを活用している地域を取り上げ、高齢者の地域見守り活動における積極的なICT活用のモデルケースを示した。
高齢者見守り活動におけるコーディネータの必要性とその役割:横浜市港北区を事例として 2021年3月 田園調布学園大学紀要, 15, 113-122 高齢者の孤立や孤独死を防ぐための地域見守り活動における「コーディネータ」の重要性を、横浜市港北区の事例を通じて分析した。住民、行政、専門職を有機的に結び、共生社会の実現に向けた地域支援の要としての役割が明らかになった。
高齢者見守り活動推進に向けた地域力可視化の取り組み‐地域住民向けアンケートの実施と内容分析より 2020年3月 田園調布学園大学紀要, 14, 51-62 川崎市麻生区の2地区で高齢者見守り活動に関する全戸アンケート(400世帯)を実施した。都市部でも見守りを望む声が多く、携帯電話の普及や地域コミュニティ強化の必要性が確認された。今後はICT活用と多機関の連携により地域力向上を図る必要がある。
共生の思想と作法 - 共によりよく生き続けるために 2020年3月 法律文化社 各地で行われている見守り活動の様相を概観し、住民によって主体的かつ継続的に活動が行われている地域では、さまざまなアクターを有機的につなぐ「コーディネータ」が重要な役割を果たしていることを明らかにした。第6章「孤立からの脱却を支えるコーディネータ – 高齢者見守り活動の実践より」pp.108-pp.124までを担当。
A Study of Location- Based Audio Guide System Promoting Cultural Understanding in Japan. (博士論文) 2018年2月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 異文化理解を促す場所依存型の音声ガイドシステムを開発し、外国人留学生25名・日本人5名に対して行った東京での実証実験により文化理解への効果を検証した。その結果、被験者の認識には4つの共通パターン(①他者との差異、②自己認識、③日本文化そのものの認識、④その他)が見られ、特に文化理解における「自己の認識」の重要性を示した。
日本文化理解を促進する場所依存型音声ガイドシステムの提案と効果 2016年12月 ヒューマンインタフェース学会論文誌, 19(3), 251- 260 外国人の生活の質向上を目的に、国際的なリスナーのコメントを含む場所依存型ラジオを実装した。またその効果を測定するCCUS尺度を提案し、外国人留学生に対する評価実験によりその有効性が確認された。
Evaluation and Behavioral Analysis of Place-Oriented Radio by the Measurement of Cross-Cultural Understandings 2016年12月 International Journal on Advances in Internet Technology, 9(3), pp.52-62 日本文化理解を促進するため、地元の人々の語りや外国人リスナーのコメントを含む場所依存型インターネットラジオ「CCR」を提案した。独自に開発したCCUS尺度を用いた東京での実証実験で効果を検証した結果、CCRは特に外国人参加者に対して異文化理解を高める効果が大きいことが示された。
How the aggressive utterance contributes to the manifestation of value differences in the intra-cultural communication setting: The study of politeness and face, through Conversation Analysis of Japanese TV discussion program.(修士論文) 2013年11月 Newcastle University, Faculty of Humanities and Social Science 攻撃的な発話や相づちは、会話においてネガティブな雰囲気の醸成やコミュニケーションに特定の役割を果たす」という仮定のもと、2011年の東日本大震災後に収録された日本の原子力発電所推進派・反対派によるテレビ討論番組をデータとして会話分析を行なった。その分析結果より、内文化間コミュニケーションの文脈で価値観の差異がどのように生成されるかを明らかにした。
学会および
社会での活動
情報通信学会、Human Computer Interaction International (HCII) Program Board
このページのトップへ