湘北SDGs
【授業紹介】カードゲーム「from Me」ワークショップを実施
2025年11月、生活プロデュース学科では、一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボ事務局長の三尾幸司氏、サポート役に大平裕子氏をお招きし、お金の使い方とWell-beingが学べるカードゲーム「fromMe」のワークショップを実施しました。
今回の取り組みは、2022年から「生活とSDGs」(2023年度に必修科目化)を、2023年からは選択科目「SDGsと社会デザイン」を開講している生活プロデュース学科において、間近に迫る2030年以降の社会を展望するマインドセットや「Well-being」について学生と共に考える機会として位置付け、ファッションコースの1年生を対象に試行的に行ったものです。
今回体験したカードゲーム「fromMe」は、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会が開発した学習ゲームで、同協会のサイトでは以下のように紹介されています。
ーカードゲーム「fromMe」は、寄付・投資・消費・貯蓄など様々なお金の使い方を通して、自分のウェルビーイング(幸福)の向上とお金の使い方の関係性を疑似体験できるカードゲームですー
実際に参加した学生のふりかえりから、寄付とWell-being、利他的な行動についてどんな気づきがあったかを見てみましょう。
■このゲームでは、他者の「寄付」や情報・カードの「共有」といった「利他的行動」が、巡り巡って自身のWell-being向上につながることを学びました。手放したものは、一見、自己の利益を減らすように見えますが、協力関係を生み出し、社会全体のWell-beingを高めることで、結果的に自分自身も恩恵を受ける構造を体感しました。利他は、自己犠牲ではなく、持続的な相互利益を生む戦略的な行動であると思いました。(M.A.)
■ゲーム全体を通して、普段の生活では気づきにくい「行動が周りに与える影響」や「協力することの大切さ」を体感でき、とても学びの多い時間でした。最初はルールに慣れるのに必死でしたが、進めていくうちにチームで話し合うことや、他のチームと交渉することがゲームを左右する重要なポイントだとわかりました。自分が少し勇気を出して動くだけで全体の空気が明るくなり、みんなが協力的になる場面も多く、コミュニケーションの力を実感しました。楽しみながら、学校生活や将来に生かせる気づきがたくさん得られた、とても有意義なゲームでした。(M.Y.)
■4つのお金の使い方である「消費・貯蓄・寄付・投資」について学び、日常の中で無意識に行っていたお金の使い方にも、実は明確な役割と意味があることに気づきました。消費は自分の生活を支え、貯蓄は将来の安心につながり、寄付は社会をより良くする力となり、投資は自分や社会の成長を後押しするものだと理解しました。これからは、ただ漠然と使うのではなく、自分がどの目的にどれだけお金を割り当てているのかを意識して管理したいと思います。また、少額でも寄付や投資を始め、社会や自分の未来に積極的に関わる行動に挑戦してみたいと感じました。(H.Y.)
初の試みでしたが、学生たちは想定以上に多くの気づきを得たようです。今後は学科や大学全体に展開していきたいと考えています。
※カードゲーム「fromMe」については、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会の公式サイトをご覧ください。(別のウィンドウにジャンプします)
(生活プロデュース学科 簗瀨千詠)


















