湘北SDGs

【授業紹介】「ゼミナールI」(簗瀨ゼミ)学外活動でJICA地球ひろばを訪問(2024年7月)

 「ゼミナールI」(生活プロデュース学科2年生前期必修科目)、SDGsを学ぶ簗瀨ゼミでは、東京の市ヶ谷にあるJICA(ジャイカ;独立行政法人国際協力機構)のSDGs体験型施設「地球ひろば」を訪問し、地球案内人(JICA海外協力隊経験者)によるレクチャー受講と体験ゾーンの展示を見学するプログラムに参加しました。

 レクチャーでは、ウガンダに駐在していた地球案内人の方から、日本が国際協力を行う理由や意義、派遣先のアフリカが直面する課題や人々の暮らし、日本の協力隊員の活躍の様子などを学びました。首都では街並みや交通機関も発達しており、日本と似た風景がみられる一方、水や電気、トイレといったインフラの遅れや、タンパク質摂取のための昆虫食の話を聞き驚きました。後半は体験ゾーンに移動し、飢餓や貧困、健康、安全な水やトイレの現状、紛争と地雷、貧弱な学校施設など、現物に触れる展示を通じて、SDGs達成の困難さや国際協力の重要性を学びました。

 学生のふりかえりを紹介します。

■母子健康手帳は、日本で始まり、世界中で母子の健康管理に役立てられていることを知り、妊娠から子どもの成長までの記録を一冊にまとめ、予防接種や健康診断の履歴を追跡するのに非常に便利なもので、妊産婦や乳幼児の死亡率が低下させる効果がとても印象的だった。(M.K.)

■今回、発見したことはSDGsの目標は繋がっているということです。一つの問題は他の問題と繋がっているので一つを解決することは大変だが、一つでも解決することはSDGsの目標を達成するために大幅に近づくんだという事を知りました。(Y.N.)

■世界の国200ヶ国中、開発途上国が80パーセントであると知りとても驚きました。停電して授業が行えなかったり、栄養価の低い給食しか食べられなかったり、学校できちんと教えられる教員が不足していたり、学校に行くのが辛いと答えた子がいたというのが印象的で、私もいつか力になりたいと思いました。(R.N.)

(生活プロデュース学科 簗瀬千詠)

DSC02304.JPG

DSC02302.JPGDSC02287.JPG

このページのトップへ