教員一覧(2024年度)
総合ビジネス・情報学科
太田 奈緒
- 教授
- 学科長

プロフィール (自己紹介)
総合ビジネス・情報学科、生活プロデュース学科、両方でゼミナールを担当しています。学生たちが、ふらりと入れるように研究室の扉は(大体)開けてあります。いつでも立ち寄ってください。
ナビットくんの動画シリーズを編集しているので、ナビットくんにやってもらいたいことのリクエストをお待ちしています!
主な担当科目
- ゼミナール(総合ビジネス・情報学科、生活プロデュース学科)
- ファッションコーディネート演習(総合ビジネス・情報学科、生活プロデュース学科)
- ファッション販売論(総合ビジネス・情報学科、生活プロデュース学科)
ゼミナール研究テーマ
ファッションショーをプロデュース!
11月にファッションショーを開催していますが、総合ビジネス・情報学科のゼミでは、動画や音楽の編集、照明など裏方の作業を、生活プロデュース学科のゼミでは、ドレス製作を行っています。
学生へのメッセージ
2年間はあっという間です。学生時代は失敗してもカバーしてくれる人がたくさんいるので、失敗を恐れずに様々なことにチャレンジしてください。たくさんの成功体験と失敗からのリカバリー体験をして、卒業後の人生を自分自身で考え、力強く歩める人になってほしいと思っています!
保有学位および主な教育研究実績(抜粋)
保有学位 | 修士(家政学) 日本女子大学 | |||
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研究分野 | 被服 | ||
著書、学術論文等 | 年月日 | 発行所、発表雑誌、発表学会等 | 概要 | |
W&Wレプリカの定量的評価法の研究(共著) | 平成14年4月25日 |
繊維製品消費科学 (日本繊維製品消費科学会) |
W&W(ウォッシュアンドウエア)性判定用レプリカの形態の機械計測から定量的評価法の研究を行った。レプリカ表面の平均高さ、最大高さ、標準偏差と評価級数とは対応しない。レプリカの凹凸を差分法により評価すると、W&Wレプリカの評価で問題となっている3級と3、5級の逆転現象が数値的に証明された。差分法により、機械計測による定量的評価の可能性が示唆された。 | |
シームパッカリング判定用標準立体レプリカの形態とその評価法(共著) | 平成14年6月25日 |
繊維製品消費科学 (日本繊維製品消費科学会) |
シームパッカリング判定用標準立体レプリカの形態的特徴を求めるため、レーザを用いた三次元計測装置により凹凸を測定した。定量的評価を行うため差分法による評価方法を検討した。レプリカ表面の凹凸の平均高さ、最大高さと評価級数は対応しないが、差分法により評価すると、評価級数とよく対応する。したがって、視覚的な定性的評価から機械計測による定量的評価への可能性が示された。 | |
咳嗽モニタリングシステムの設計(共著) | 平成14年9月 |
薬理と臨床 (医薬出版) |
咳嗽音を音響学的に解析し、音声や雑音から咳嗽音を識別するためのパラメータを検討した。咳嗽音の特徴を抽出するため、はじめに原波形からエンベロープに変換した。そこから1つの咳嗽音(イベント)に関して持続時間、開始時間からイベントの最大値までの時間、最大値の50%に達するまでの時間である勾配、イベントの尖度を特徴抽出のパラメータとした。その結果、80~90%の確率で咳嗽音を識別できた。 | |
シームパッカリングの機械的評価に必要な計測範囲の検討 ―標準立体レプリカを用いてー (共著) | 平成16年4月25日 |
繊維製品消費科学 (日本繊維製品消費科学会) |
シームパッカリング判定用標準立体レプリカの形態の機械計測から、縫い目線からの左右対称性、評価でき得る最小評価面積の検討を行った。評価方法は差分法を用いた。 その結果、レプリカには高さなどの形態には正確な対称性はない。差分法による評価では対称性が認められるが、左右で多少の差がある等級もある。縫い目線を中心に入れた最小評価面積はシングル100mm×10mm、ダブル100mm×20mmであることがわかった。 |
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New Non-invasive Automatic Cough Counting Program Based on 6 Types of Classified Cough Sounds(共著) | 平成18年1月4日 |
Internal Medicine (日本内科学会) |
呼吸器疾患の主症状である咳嗽音を評価するためのモニタリングシステムの開発を目的として、咳嗽音を音響学的に解析し、病態評価の可能性を検討した。咳嗽音をICレコーダに収録し、開発した咳嗽モニタリングシステムにより6種類に分類した。その結果、約90%の識別率が得られた。 この結果、開発した咳嗽モニタリングシステムは、咳嗽音の長時間観察や病態の客観的評価法として、有効な方法になると考えられる。 |
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衣服材料学実験(共著) | 平成30年 | 朝倉書店 |
概要:松梨久仁子、平井郁子編著 担当部分:Ⅱ応用編、3.縫製実験 縫い目の強さ トピック:縫い目滑脱、シームパッカリングの評価 |
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学会および 社会での活動 |
日本家政学会、日本繊維製品消費科学会、繊維学会、縫製研究会、肺音(呼吸音)研究会 |