湘北SDGs
【授業紹介】生物多様性について学びました(2023年7月14日)
保育学科1年生の授業「環境の指導」は幼児教育の5領域のひとつである「環境」についての授業です。「環境」領域では子ども達が「身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心を持つ」ことなどをねらいとし、授業では自然環境、物理的な環境、社会文化的な環境と子どもとの関わりについて学びます。なかでも小さな生き物や植物などの自然と子どもとの関わりは子どもの成長にとって切り離せないものです。授業では生物多様性や現在それが失われつつあるという知識を得るために生物多様性の解説動画や、6月に改正された特定外来生物に関する法律のニュースを視聴し、保育者の卵として必要な知識を得ました。
学生の感想を紹介します。
「生物の多様性の動画を見て、自然というのは私たちの暮らしの中にあるだけでなにも影響を与えていないように見えて、実は私たちの生活に大きく大切な影響を与えていることがわかりました。また、生物の多様性というのは全ての生き物がもっている「個性」と「つながり」のことで、私たちが日頃から自然と共に暮らしていくには人間による自然破壊をなくし、一人一人が自然と共存していくという意識をもっていることが大切なのではないかと思いました。保育をしていく中で保育者から子どもたちに自然の大切さ、壮大さ、素晴らしさを共有していくことが次世代の子どもたちが生物の多様性を理解していくキッカケになるのではないかなと思いました。」(保育学科 亀井美弥子)