教職課程に関する情報の公表

教育職員免許法施行規則第22条の6に基づき、湘北短期大学保育学科の教員養成(幼稚園教諭二種免許状)に関する情報を公表します。

一 教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること

(1)湘北短期大学保育学科 教員養成の目標

湘北短期大学保育学科では、幼児教育に必要な知識と技能を修得し、実践的指導力と創造性を身につけ、幼児の豊かな心と想像力を養うことができる教員の養成を目標としている。具体的には、以下の三つの学修成果を獲得させることを目標とする。

  1. ①社会人として必要とされる知識・技能・態度等を習得する。
  2. ②教育の内容・方法に関する知識や技能を習得し、さらに実践的に活用することができる。
  3. ③教育に関する学びを発展的に深めながら、自ら設定した課題への取り組みと考察を行い、さらに将来に向けた主体的・実践的な取り組みを行うことができる。

(2)当該目標を達成するための計画

湘北短期大学保育学科では、科目を基礎科目、応用科目、発展科目、資格科目に分類している。科目の開講年次を決定するにあたっては、基礎から、応用、発展へと体系的に学習できるよう計画している。

二 教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること

(1)教員の養成に係る組織

11名の本学教員から成る保育学科が、教員の養成に係る組織となり、保育学科の教員全員が教員養成に関わっている。そのうち、専任教員として、領域及び保育内容の指導法に関する科目に5名、教育の基礎的理解に関する科目等に5名、計10名が所属している。
教職課程に係る一部の科目については、各科目の専門性に即した業績を有する非常勤講師を配置している。演習等の科目については、より個別的なきめ細かな指導が可能になるよう、専任教員のリーダーシップのもと、必要に応じて非常勤講師を配置している。
保育学科では、定期的に開催する学科会議において、教職課程の方針、カリキュラムの策定、教育実習など、幼稚園教諭の養成に係る事項を協議している。
教員養成に係る各種手続き等のために保育準備室を設置し、教育実習事前・事後指導のために実習ラウンジを開設している。保育準備室や実習ラウンジは、保育学科の、特に教育実習担当教員、進路指導担当教員等と密に連携しながら、運営されている。

(2)教員数

保育学科

(2024年4月1日現在)
教授 准教授 講師 助教
4 5 3 0 12

幼稚園教諭二種免許状の課程に係る教員数

科目区分 専任教員数 教員免許法施行規則に
おける必要専任教員数
領域に関する
専門的事項
5 5
教育の基礎的理解に
関する科目等
4 5
保育内容の
指導法
1

(3)各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目

三 教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること

(1)教員の養成に係る授業科目

(2)授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画

四 卒業者の教員免許状の取得の状況に関すること

保育学科

年度 幼稚園教諭二種免許状取得者数 卒業者数
2023年度 123 127
2022年度 117 120
2021年度 138 143

五 卒業者の教員への就職の状況に関すること

保育学科

年度 認定こども園 幼稚園 卒業者数
(公立) (私立) (公立) (私立)
2023
年度
2 36 0 27 65 127
2022
年度
5 28 0 28 61 120
2021
年度
0 29 0 33 62 143

六 教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること

  1. ・学科長のリーダーシップのもと、教務担当の教員を中心に、カリキュラムの見直しを定期的に行い、教育の質向上に努めている。
  2. ・学生による授業改善アンケートを、前期・後期、年間2回行い、授業担当教員に結果をフィードバックすることにより、授業の内容・方法の改善に役立てている。
  3. ・教職員による相互授業参観を、前期・後期、年間2回行い、授業担当教員に結果をフィードバックすることにより、授業の内容・方法の改善に役立てている。
  4. ・就職先の幼稚園にアンケート調査を行い、教員として必要とされる資質、教育現場が求める教員養成における取組等を把握し、授業等の教育活動の改善に役立てている。
  5. ・教員に必要とされる資質、特に、表現力、コミュニケーション力、実践力を身につけさせることを目的に、段階的な表現活動、充実した少人数・個別指導、丁寧な実習指導を展開している。

 

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