教員一覧(2019年度)

保育学科

實吉 明子

  • 教授
  • 実習担当主任
近影

プロフィール (自己紹介)

在学中に事業所内保育所でボランティアをして以来、保育にかかわるようになりました。卒業後、幼稚園教諭を経て、設立準備段階から東京渋谷の総合児童センター「こどもの城」保育研究開発部に専門職として勤務し、二児を出産の後、保育者養成に携わるようになりました。長らく子育てと仕事で時間に追われる生活でしたが、近年は遠ざかっていた刺繍を楽しむ時間も持てるようになり、家事打ち捨てで没頭する一針一針のステッチは愛おしく思われます。刺繍技術を活かし、エプロンシアターや布絵本、布おもちゃ等々、保育教材制作指導の実績もあります。制作活動のプロセスは苦しくも楽しいものです。そこには保育実践に通じるものがあると感じています。名前のとおり、明るく楽しく元気よくが、私のモットーです。

主な担当科目

  • 保育内容総論
  • 言葉の指導
  • 児童文化

ゼミナール研究テーマ

子どもと児童文化、子どもと言葉

玩具、紙芝居、絵本、昔話などが主な研究テーマです。学びの場を学外に求めて各自のテーマに合わせ、おもちゃ美術館、人形の博物館、図書館、保育所などに出かける学生もいます。まずは「子どもと児童文化」「子どもと言葉」を大きなテーマとして挙げ、保育実習や教育実習での体験を基に、保育の実態や保育教材について具体的に検討します。基礎的な文献を講読することからスタートしますから心配はいりません。そこで、論文作成の基礎を学ぶと共に、各自の問題意識を明らかにします。ゼミナールの学びは授業時間だけで終結するのではなく、卒業後現場に出てからも引き続き探求していくことが望まれます。一年間かけて、保育にかかわる身近な疑問を大切に、一歩踏み込んで考えるという経験をしましょう。

学生へのメッセージ

保育学科卒業生のほとんどの方は保育現場に保育士・幼稚園教諭として就職しています。今日、保育者に求められるものは多様化し、より専門性が求められています。人・物・場との出会いを大切にし、様々な体験を通して豊かな人間性を磨き、魅力的な保育者として巣立って欲しいと願っています。同じ目的を持った1、2年生が集う保育学科には熱意と活気があふれていますし、教室以外にも学ぶチャンスが様々あります。それらを楽しみつつ学生生活を過ごし、精神的なたくましさも身に着けられると良いですね。学生の皆さんが立ち止まったり、振り返ったり、前進したり…そのサポートをさせていただければ幸いです。

その他

学内での活動

絵本サークル顧問

保有学位および主な教育研究実績(抜粋)

保有学位 家政学士(日本女子大学)
教育研究に関すること 研究分野 児童文化(玩具・絵本・紙芝居・昔話・言葉)
著書、学術論文等 年月日 発行所、発表雑誌、発表学会等 概要
創作絵本「おや、まぁ②」 平成30年10月 美術の祭典2018第44回「東京展」‐絵本の部屋〔於:東京都美術館(東京上野)〕 創作絵本の製本原本(平成29年発表作品の続編にあたるもの)、および原画について展示発表を行う。(素材:紙)
『絵を読み解く絵本入門』(共著) 平成30年5月 ミネルヴァ書房 初学者を対象に、絵本の絵の読み取りについて概説する。具体的な作品を取り上げ、作品の特徴と背景、作家紹介とともに作品の絵を具体的に読み解く形で論ずる。
『保育者をめざす人の保育内容「言葉」[第2版]』(共著) 平成30年3月 株式会社みらい 保育内容の領域「言葉」について、基礎編・実践編・実技編を踏まえ、発展編として指導計画に関する基礎的事項を概説すると共に、事例から見る指導計画の作成について提示する。(前著作を幼稚園教育要領・保育所保育指針等の改定に伴い、改訂。)
創作絵本「おや、まぁ」 平成29年10月 美術の祭典2017 第43回「東京展」‐絵本の部屋〔於:東京都美術館(東京上野)〕 創作絵本の製本原本について展示発表を行う。(素材:紙)
作品発表「た~まご、たまご」 平成28年5月 絵本学会(第19回大会) 創作絵本(原画複製および製本原本)の展示発表と共に、口頭にて作品解説、フロアーとの質疑応答を行う。(素材:紙)
作品発表「ちゅうりっぷがさいた~命・希望~」 平成27年5月 絵本学会第18回大会 創作絵本(全画面複製および製本原本)の展示発表ならびに口頭にて作品解説、フロアーとの質疑応答を行なう。(素材:紙、布)
展示発表・ワークショップ「江戸玩具『ずぼんぼ』作り・遊ぶ」(共同) 平成24年6月 日本人形玩具学会 第24回総大会 江戸玩具「ずぼんぼ」の資料展示と共に、学会参加者が体験を通して伝承玩具の特性や妙味について考察を深める契機となるようワークショップを行う。
「紙芝居の演劇性」 平成22年6月 日本人形玩具学会 第22回総大会 紙芝居の演劇性について、歴史的側面を踏まえ、同一作品の絵本表現と紙芝居表現を比較検討し、実証的に解明する。
『つぶむかし 子どもに贈る昔ばなし8』(共著) 平成20年1月 昔ばなし研究所発行 口承文芸である昔ばなしを子どもに語り聞かせることを目的に再話し収録する。
「昔話を心に―聞き・語り・共有して―」 平成10年11月 子どもの文化研究所発行『子どもの文化』 昔話を聞き、語り伝え、聞き手と昔話を共有する営みの豊かさについて論ずる。
「絵本―安房直子と幼い読者を結ぶもの」 平成6年3月 日本女子大学児童学科『目白児童文学第30・31合併号』 安房直子の絵本作品の特質と幼い読者の心を捉える要因について作品論を展開する。
学会および
社会での活動
絵本学会、日本人形玩具学会、日本保育学会、学校法人おさなごのにわ理事、神奈川県立厚木東高等学校学校運営協議委員
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