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教員一覧(29年度)

近影

  • 生活プロデュース学科
  • 講師
  • 小出 真理子

プロフィール (自己紹介)

私は日本の伝統衣装である「きもの」の歴史や美しい造形に興味を持っています。特に、ある一定の時代に特定のきものの形やデザインがどのように誕生してそれが広まり、やがて無くなっていくのかといった流行現象について研究をしています。また、きものに関連している日本美術の中でも絵画や工芸品に興味があり、プライベートではきものを着用して茶道の稽古を続けています。
「美しい装いは人に自信を与え、それにより良い行動や習慣が生まれ、ひいては人生を豊かなものにする」という考えを基に、これまで私自身が習得したことを微力ながら皆さんにお伝えして「湘北短期大学で学んで良かったな」と感じてもらえることを目標にしています。

主な担当科目

  • 色彩学
  • ファッションと生活
  • ファッションデザイン論

ゼミナール研究テーマ

ファッションショーの作品制作と企画運営、およびファッションデザイン・ファッション史に関する研究

ゼミの前半ではファッションショーを開催するために、フォーマルドレスやきものを製作します。後半ではこれまで調査してきた情報を整理して、ファッションに関連するテーマを選び、卒業研究レポートの作成を行います。

学生へのメッセージ

自身で習得した「学び」は生涯の宝となり、その時々において皆さんが幸せになるための手助けになってくれると思っています。まず、2年間で達成させたいと考える目標をたて、それに向かって少しずつ頑張っていきましょう。

保有学位および主な教育研究業績(抜粋)

保有学位 修士(家政学)共立女子大学 ・ 博士(芸術学)筑波大学
教育研究に関すること 研究分野 日本美術史 ・ 日本服装史
著書、学術論文等 年月日 発行所、発表雑誌、発表学会等 概要
「近世初期風俗画にみる小袖意匠」(単著) 平成20年6月 日本デザイン学会誌 第16巻1号 P32~39。本稿では、現存資料の少ない小袖遺品を補うために近世初期風俗画39作例を用い、寛永期前後の小袖意匠の解明を行った。結果風俗画から抽出した特徴を見出し、遺品との実写性を確認できた。このことから近世初期風俗画は当時の時世粧を描き出していることが明確となった。
「狩野常信筆《賢哲図像》における一考察-儒服に表現された文様を中心に-」(単著) 平成24年3月 礼拝空間における儒教美術の総合的研究論文集 筑波大学日本美術史研究室 科学研究費基盤研究(B) P89~95。本稿では、《賢哲図像》に表現された文様における造形上の特徴を精査し、文様表現の典拠や図様の成立について検討した結果、吉祥文様や有職文様が多用されており日本の伝統文様を施していることを確認した。また、これらの表現は、狩野派の流派内で文様の踏襲が行われていることがわかった。
「洛中洛外図にみる小袖意匠形式-新出「洛中洛外図」および岐阜市立博物館蔵「洛中洛外図」を中心に」(単著) 平成24年9月 日本デザイン学会誌 第19巻4号 P42~49。本稿では新出「洛中洛外図」および岐阜市立博物館蔵「洛中洛外図」における小袖意匠についての意匠形式の詳細を検討した結果、両本の景観年代、制作年代を元和期頃をやや過ぎるころから、寛永期に入る頃であることを明確にした。
「近世初期における小袖意匠形式」(単著) 平成24年9月 日本家政学会誌 第67巻9号 P591~603。本稿では、未解明であった慶長小袖の周辺に存在する小袖群について、その成立、発展、定着の過程を明らかにし、当該期の小袖意匠形式を6つに分類し、その詳細について解明を行った。
「明治期女禮式浮世絵における服飾表現について」(単著) 平成25年3月 筑波大学日本美術史研究室 P17~23。本稿では、明治期浮世絵を用いて、そこに描かれたきもの服飾表現について検討し、その結果、当該期の服飾文化においては近代の時世粧を表現しつつも、前代の古典回帰の様相なども確認された。
「近世初期における風流踊装束」(単著) 平成28年3月 形の文化研究第9号 本稿では、 近世初期風俗画を用いて、天文年間(1532~1555)を中心に、それらにみられる風流踊装束についてその詳細を時系列にしてその変遷まとめた。その結果、風流踊装束は、舞楽装束と非常に類似する形態を持つことことが確認された。
狩野常信筆《明皇花陣図絵巻》の服飾表現における一考察(単著) 平成29年3月 「東アジア文化の基層としての儒教イメージに関する研究」論文集2017・筑波大学日本美術史研究室・科学研究費基盤研究A p71-80 本稿では《明皇花陣図絵巻》を取り上げ、描かれている服飾表現を精査、また《賢哲図像》と比較し、常信の服飾文様の特徴について検討を行った結果、《賢哲図像》との類似性を指摘して、常信独自の表現と結論付けた。
学会および
社会での活動
日本家政学会(服飾史・服飾美学部会)・日本デザイン学会(ファッションデザイン部会)・形の文化会(平成26年~:幹事)・美術史学会・服飾文化学会・国際服飾学会(平成24年~:幹事)

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